いつもHEREを応援いただき誠にありがとうございます。
Drums 宮野大介がHEREを脱退することをご報告いたします。
以下、宮野大介とメンバー3人のコメントです。
ピンチはチャンス。
「ピンチはチャンス」。僕の好きな言葉の一つです。
僕のことを好きでいてくれる人がいるならば、
お礼にこの言葉を、あなたの心に預けます。
あなたが、困った時、弱った時、
八方塞がりになって完全に打つ手がなくなったように思えた時は、
この言葉を思い出して下さい。
タイミング悪くあなたの側にいない僕の代わりに、
必ずあなたを助けてくれることでしょう。
そんなスーパーヒーローのような力を秘めた言葉です。
ヒーローのパワーの程度は、今はご存知なくて結構です。
ヒーローは、絶対絶命のピンチの時にしか現れませんから。
さて、10月24日の突然のバンド活動長期離脱の告知をして以降、
皆さんに心配をかけるばかりで大変申し訳ありませんでした。
発表の数日前より耳鳴りがひどく、日常会話が聞き取りにくい状況が続いており、
病院に行ったのは10月12日の横浜F.A.Dの本番前のことでした。
さらにライブの翌日には、左耳の聴力が急激に低下したため、
お医者様の診断も深刻なものに発展。
「突発性難聴の疑いあり」「緊急入院」「面会謝絶??」という話に飛躍。
この時ばかりは、正直、僕も青ざめました。
結果的には、大病院の精密検査のおかげで、突発性難聴の疑いは解消され、
大事には至りませんでした。現在も少量の薬を飲むのみで、治療もいずれは
終了することでしょう。
ただ、回復に向けて耳の負担を最低限に抑えておきたい時期だったので、
ユウジ・レルレ・カワグチ君の力強いサポートに甘える形で、
長期離脱のお休みをさせていただくこととなり、2、3週間ほどの休養を頂きました。
この時間を使って、今後の自分について、ゆっくりと考えることもできました。
このような、アクシデントがなければ、得られなかった時間だと思います。
また、こういった時間があると、悲しいほど気づいてしまうのは、
自分という人間が、理想には程遠い非常に力不足な存在であるということです。
今、HEREという機関車は超ハイテンションな汽笛を鳴らし、
眩いばかりのカラフルな蒸気を吹き上げ、前だけを見てエネルギッシュに爆進しています。
僕は、この前進を自分の力不足により、寸分も遅れさせたくないと思うようになりました。
そして、総合的に判断し、現地点において下車をしたまま、機関車HERE号の邁進を見送ることにしました。
結論、僕はここでHEREというバンド活動から脱退し、バンドメンバーの躍進と成功を
全力で応援する者になることと致します。
多くの方がご存知のように、僕はドラマー兼マネージャーとしても活動していました。
事務所に所属していないインディーズバンドが、どうやったら、メジャーアーティスト達と
肩を並べて、リリース、ツアーを行い、テレビ、ラジオ、雑誌、ニュースにも露出し続けていくか、
これを続けるのも僕の大切な役割でありました。
驚くべきことに、現在のHEREのメンバーは、全員がこの能力を僕以上に備えており、
誰に紹介しても恥ずかしくない立派なインディペンデントアーティストです。
この点に関しても、何ら心配はしていませんし、皆様も心配していただく必要はありません。
最後になりましたが、一番大切な人のことを。
それは、HEREを、ずっと応援してくれているあなたのことです。
正直あなたの存在がなければ、僕はここまで続けて来れなかったことでしょう。
今、HEREが素晴らしい進化を遂げているのは、間違いなくあなたのおかげです。
あなたがいることが、HEREを存在させているのです。
あなたの存在は、僕にとって、絶対的な誇りです。
この誇りがあるからこそ、僕はこれからの人生も自信を持って歩んでいくことができます。
これまで一緒に演奏してきたバンドメンバー、しのぎを削りあってきたバンド仲間、
惜しみない支援をしてくれたすべての人たち、
ずっと応援し続けてくれたあなたに、心の底からお礼を申し上げます。
“ありがとう”
ここまで読んでくださってありがとうございました。
またどこかでお会いしましょうね。
さようなら。
P.S. 12/26の宮野大介バースディソロコンの件はごめんね。湿っぽいやつは苦手なんだわ(泣)。
2017年11月16日
宮野大介
宮野大介がHERE及び、インビシブルマンズデスベッドから脱退することになりました。
本来、みんなに元気を与えることを目的としている僕らが、ツアーファイナル目前でみんなを悲しませることになってしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
宮野大介は2000年にインビシブルマンズデスベッドに加入し、2008年からはHEREとして約17年間、活動してきました。
ドラマーとしては勿論、バンドのマネージメントを担当し、ツアーのブッキングからプロモーション、流通の管理まで行っていました。
時にはマイケルジャクソンに扮し、大いに盛り上げてくれました。
メンバーの中で一番年上だったので、非常に頼もしく、様々な問題も彼が中心になって解決してきました。
さらにインディーズバンドとしてのDIY精神や、音楽業界で生き残っていくノウハウを沢山バンドに残してくれました。
彼がいなければHEREはここまで長く続かなかったでしょう。
長い間、本当にお疲れ様でした。
心から感謝しています。
これからは宮野大介の新しい生き方、今やりたいことを尊重したいと思います。
そして、いつもHEREを応援してくれているみんなへ。
これを書いてる現在は今後のことをちゃんと考えられていません。
ひとまずツアーファイナルを乗り切ります。
それからバンドの態勢を立て直そうと思っています。
過去に自分たちのわがままでインビシブルマンズデスベッドを解散させ、色んな人達を悲しませたことは今でも僕の中でトラウマになっています。
なのでHEREを止めるという選択肢はありません。
何が何でもやってやろうと思っています。
これからもHEREを温かく見守っていて下さい。
ハイテンションなロックを鳴らし続けます。
ロックスター尾形回帰、そしてHEREを信じて下さい。
尾形回帰
HEREから宮野さんが脱退します。
長年バンド活動を共にしてきた仲間ではあるけれど、お互いの決断に思い残すことは何一つありません。そう断言できるほど、HEREは何事にも常に全力で、がむしゃらに取り組んでいます。それはこれからも変わりません。
続けていくことがどんなに困難なことか、わかっていたつもりとはいえ、身をもって経験するとやはり想像を軽々と超えてくるものです。
それでもやるしかないのです。
一生かけても足りないくらいまだまだやりたいことがある。ここで立ち止まるわけにはいかないのです。
いろんな気持ちや想いがあると思うけれど、日本一ハイテンションなロックバンドHEREの音楽は鳴り止みません。
いつでもライブハウスでお待ちしています。
今後ともHEREをよろしくね。
武田将幸
HERE宮野さんの脱退につきまして、いつも応援してくれている皆様にはとても残念な思いをさせてしまっていると思います。
インビシからHEREまで長年のバンド活動を経て宮野さんは新たな道を歩む事になりました。
HEREから離れるという宮野さんの選択、この答えを出すに当たっての葛藤、熟孝、色々あったと思いますが、その全てに敬意を表します。
ドラマー以外の活動でも、マネージャーとしての宣伝、制作、ブッキング、出版、流通。パフォーマーとしてのマイケル、ミヤトルハイム、愛のマスター、等々多岐に渡ってのHEREへ多大な貢献を頂きました。
そして、どこから湧き出てくるのか全く意味不明な凄まじいエネルギーにはいつも感銘を受けていました。
それは観ている人達も同じ様に感じていると思います。
HEREではない新たな道を歩むにしても、そのエネルギーは周りの人達を巻き込みまた素晴らしい道が開ける事でしょう。
本当に、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
HEREを応援してくれている皆様にはツアー途中でこの報告をする事に心苦しく思いますが、HEREがこの先の未来を描いていくために、このタイミングでの報告になりました。
まずは11月29日の渋谷クラブクアトロでのツアーファイナルを乗り越え、年末、来年に向けて更に良い形でHEREの音楽、ライブパフォーマンスを届けていけるよう力を尽くします。
皆様の応援が更に必要となります。
いつも変わらないHEREで在り続ける為に常に変わり続けるHEREをどうかより一層の応援をよろしくお願いします。
三橋隼人
※【2017/12/26(火) 渋谷Club Crawl 愛のマスター宮野大介 バースデイコンサート「聖なる夜は俺様の美声に酔いな」】 公演について
このたびの宮野大介の脱退により公演内容が変更となります。
詳細は近日中に発表いたしますので少々お待ちください。
なお、すでにライブ会場で手売りチケットを購入済みの方で、払い戻しを希望される場合は、お手数ですがHERE ライブ会場の物販コーナーにて承りますので、その旨お伝えください。
誠に勝手ながら、払い戻しの受付は[2017/12/7(木)渋谷DESEO]公演までとさせていただきます。